感ぢる日記

西村つむぎの日記。この世はワンダーランドで日常は魔法でできてる。Contact⇒ loteorga@gmail.com

お子様

お子様と呼ばれる小さな人間は、きらきらしている。

ミニミニサイズの自転車を身体いっぱいに漕ぐ姿や、キャッキャと走り回る姿や、

もはやわたし達 大人と呼ばれる人間には解読不可能な言語を発して

日常を「生きている」んだなと感じる。

 

何を見ても面白いのだろうか。何をしても楽しいのだろうか。

瑞々しい感性を、彼らは失いつつある時間の中で輝かせている。

不思議の溢れる世界はどんな風に見えるのだろう。

知らないということが、わからないということが どんなに魅力的なんだろう。

 

 

 

気がついた頃には一人前の気持ちでいた。

妙に背伸びしたがる子供だった。自分は十分に大人だしお姉さんだと思っていた。

同じ歳の友達に対して「あの子ったら子供なんだから」とか言うクソガキだった。

大人には「しっかりしてるね」「良い子だね」と言われ、そうでなければと思い過ごしていた。

 

わたしは子供らしく過ごした記憶がない。

 

何かの本で読んだ。そうやって幼少期を過ごした人は、大人になった後も大人になりきれないらしい。まさに自分に該当する。

それそれそれなんだよなああと深く頷くしかできない。

身体ばかり大きくなって、歳ばかり重ねて、それでも中身は子供のまま、だ。

見掛けは大人っぽくも見えるだろう。落ち着いても見えるだろう。

 

はあああ と溜息が漏れそうだ。

 

でもこうなっちゃったんだからしゃあないなあと思う。

問題はこれからどうやって生きていくか。だなあ。

 

 

最近日常に降り立ったわたしは、お子様視点まではいかずとも

面白いことを、日常のファンタジーを探すことが日課になっている。

 

お子様には負けてしまうけれど、あんなに純粋な視点は持てないけれど

ダークサイドもひねくれ思考も、一応大人という時間の経過を経て

ぜんぶぜんぶ引き受けて 新しい何かを模索していきたい。新しい世界も知りたい。

 

ある意味ではわたしはとってもお子様なのだ。

ぺーぺーだ。青二才だ。未熟者だ!!

それでええやんと やっと思えるようになってきたところ。

否定してもしゃあないのだ。

 

だから思いっきり

走り回ろうと 思う!

 

楽しくなる。楽しくするよ。